- 「食事・コーヒーで1500円超え」だが客足は途切れない…「決して安くない」コメダ、それでも愛される理由 | 外食 | 東洋経済オンライン
- https://toyokeizai.net/articles/-/881585
- カフェ・喫茶店チェーン店で“3強”といえば、「スターバックス」「ドトール」「コメダ」。そのうち、名古屋市発祥の「コメダ珈琲店」が、直近の決算で過去最高益を叩き出したようだ。現在拡大中の和喫茶業態であ…
・コーヒー豆が高騰、それでもコメダは最高益
・「食事・コーヒー=1500円突破」それでも満足させるコメダの強み
コメダ珈琲店が、スタバ・ドトールより優れているもの。それは「コーヒーを楽しめる、くつろげる環境」にあるだろう。
スタバ・ドトールだと、席によっては背もたれもなく、やや簡易ないすでコーヒーを飲む。
しかしコメダ珈琲は、60cmも深くかけられる背もたれ・クッション付きチェアに腰かけ、ひとり席だと約95cmも幅のある座席で肘を広げて、コンセント付きの座席でスマートフォンを充電しながらくつろげるのだ(いずれも数店舗で実測)。
スタバの店づくりが「家庭でも職場でもない『サードプレイス』」を目指しているのに対して、「自宅の延長線のような『街のリビングルーム』」を目指しているのがコメダ。
1時間以上の滞在も多く、回転率も高くはないもの、コーヒーだけでなく“くつろぎ”を求める顧客層には、高確率で選ばれる。
