- 6万円もする高級かばんを6年で処分するなんて…子ども6人を育てるFPが断言「ランドセルは新品でなくていい」 次々に必要になる学用品を安く手に入れる方法 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
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- ランドセル購入のためのラン活が佳境に入る頃だ。中学2年から3歳まで2男4女の子どもを育てるママFPの橋本絵美さんは「ランドセルは5万~6万円もする丈夫な高級鞄なのでお下がりを使えるなら新品を買わなくても大丈夫。物価高騰の中でも、工夫次第で隠れ教育費を2~3割は抑えられる」という――。
キレイなランドセルを見せたら交渉成立
ランドセルのお下がりと聞くと、え⁉ と思われる方もいるかもしれません。私も長男長女の入学の頃はランドセルは新品が当たり前と思っていました。ですが、習い事のユニフォームのお下がりをいただいたり、制服や洋服などのお下がりをいただいたりする中で、「ランドセルも新品にこだわる必要はないのかもしれない」と考え方が変わってきました。
祖父母は上の子たちと同じように四女にも新しいランドセルを買うよ、と言ってくれたのですが、「まだキレイで使えるランドセルをわざわざ処分して新しいものを買うよりも、長く使った方がいい」「他にもいろいろそろえないといけないものがあるからお祝いの方がありがたい」ということを伝えました。
四女にはカバーをはずしてキレイなランドセルを見せたらご満悦だったので、交渉成立しました。これまでも長女からお出かけ用のリュックサックのお下がりをもらったりしていたので、抵抗が少なかったのかもしれません。
貯め時を逃さないように
学用品を一つひとつ節約しても、たった数千円ずつじゃないかと思うかもしれません。ですが、本当に教育費がかかるのはこれからで、授業料のかからない小学校の時期は一番お金の貯め時なのです。この貯め時に節約できるところは節約して、今後の教育費として備えておくことをおすすめします。高校からは授業料がかかります。今まで新学期になると当たり前のように配られていた教科書もタダ(無料)ではありません。私立の場合は入学金も高額です。高校進学後も大学受験のために塾に通ったり、入学金や授業料にまとまったお金が必要になります。
もし今、毎月1000円でも節約して5%の利回りで積み立て運用していけば、18年後には約35万円になります。少しでも将来のために今できることをやっておくと、後々身を助けることになります。