- 小中高で深刻な教員不足、その数1,000人超…どうすれば教員は増えるのか?|TOKYO MX+(プラス)
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- 小中高で深刻な教員不足、その数1,000人超…どうすれば教員は増えるのか?
一方、アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんは「ホワイト化だけでは教員は増えない」と主張。
教職の平均残業時間は3時間、世間ではブラックだと叫ばれ「ホワイト化すればいいという議論があるが、それだけでは足りない」、「必要なのは給料」と明言。「教員は『給特法』で残業代は時間別で払われないものの、給料に4%上乗せされ、だからこそ残業が求められるが、これではやりたいと思う意欲は湧かない」と問題点を挙げ、「労働環境と給料、両方を変えてこそ、この問題は解決すると思う」と要望します。
キャスターの田中陽南は、親の関わり方に言及。「学校の行事や授業など、親が担えるものもあるのかなと思う」と話します。
また阿部さんは、教員の採用状況に関して、就活生から見た問題点を示唆。それは教員採用試験の時期。
阿部さんは「4月に内定が出ている会社があるのに教員採用試験は6月と遅い。6月まで待ってようやく試験が受けられるようでは、就活生の優先順位も上がらない。そうした部分の改革も同時に行うと教員も増えていくと思う」と語ります。