- 「バカな男と会いたくない」38歳・婚活女性のカン違い。“年収800万の職業”を拒む理由にア然 | 女子SPA!
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- 恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきた筆者ですが、かつては髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”。「人は変われる」を自ら実践し、多く…
「デート前日でも待ち合わせ場所が決まらないとか、デートでチェーン店とか、そういう気が利かない男いませんか?」
「デートの段取りってことで合っていますか」
「そうです」
嫌なのは分からなくもないけれど、デートのスキルは決して、頭の良さや学歴と比例するものではありません。しかし恵さんは、相手の学歴は絶対に大卒以上じゃないと嫌だそうです。
条件を増やしたらその分、婚活が捗(はかど)らなくなるのは当たり前のこと。恵さんも自分が、高望みしすぎて婚活期間だけが長引いている“イタイ”アラフォー婚活女性であることを、ある程度は自覚しているのです。
「若い女性はたくさんいるし、菊乃さんが言うように条件を増やしてもいけないことは分かるので、学歴は緩和してもいいけど」
「なぜ上から? 男性だって女性を比較検討しているんだよ」
「そうですよね。そういうところですよね。学歴は目をつぶったとして、仕事はちゃんとしていてほしいです。土木とかの方はちょっと」
「土木って……こういう開発とかの現場で働いている人のことで合ってます?」と私は窓の外を指差して言いました。ちょうど面談で使っているシェアオフィスの窓から、高輪ゲートウェイ駅周辺の開発現場のクレーンが見えたのです。
「そうですよ」
クレーンには、某大手ゼネコンの名前が書いてありました。
「多分、あの方々って30歳で年収800万円ぐらいだと思いますよ。建築士とか難関資格をお持ちの方もゴロゴロいると思いますけど」
■世間知らずの38歳が考える“ちゃんとした仕事”とは
「えっ? そうなんですか。でもなんか服装とか汚いじゃないですか」
「デートなら着替えていくでしょう。恵さんの言う『ちゃんとした仕事』って何?」
「え~、商社とか、メーカーとか、公務員とか」
■アラフォーが人気職業の男性を狙ってはいけない理由
マッチングサービスユーザーに多いのは、職場に女性が少ない自動車業界、ITエンジニア、通信業界、建設業界などで働く男性。職場に出会いがなければ、デート慣れしていないのも、独身なのも仕方がありません。デートのお店選びに適したお店は知らずデートでチェーン店を選ぶかもしれないけれど、結婚生活の満足度はデートのお店選びと関係がありません。
こういう幸せな生活と関係がないところにこだわって、“素敵な恋愛”がしたいまま婚活する恵さんのような方は、どんなに男性と出会っても結婚に至りにくいのです。