- 「教師にも営業時間がある」 現役教員の保護者への投稿が話題、本人が明かす発信の意図 | ENCOUNT
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- 進路相談の日程調整をめぐる投稿が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】TwitterFacebookHatena 子どもの進路相談を行いたい保護者と教員のやり取りを、対話体で投稿「銀行と同じで(教師にも)営業時間がございます」。進路相談の日程調整をめぐり、保護者に勤務時間をキッパリ伝えた教員の投稿がネット上で話題を
「銀行と同じで(教師にも)営業時間がございます」。進路相談の日程調整をめぐり、保護者に勤務時間をキッパリ伝えた教員の投稿がネット上で話題を集めている。2014年のアカウント開設以降、教育現場の問題点について発信を続ける現役公立中学校教諭の神原楓さんに、投稿に込めた意図を聞いた。
「久しぶりに面白いやりとりがあった。
保護者『先生は土日、学校にいますか?』
『土日はいませんね』
保護者『じゃあ進路相談できる時間がないですね…』
『私が授業に入ってない時間をお伝えしますね』
保護者『いやその時間は私が仕事じゃないですか』
『銀行と同じで営業時間がございます』」
投稿では、子どもの進路相談を行いたい保護者と神原さんのやり取りを、対話体で紹介。神原さんは続く投稿で「いまだに『教師はいつでも相談にのってくれるもの』と思っている保護者はたくさんいる。いや、むしろ事実として、今も多くの教師が『オールタイムで保護者の相談』にのっている。保護者が勘違いしてしまうのも無理はない。『営業時間』を明確にしない学校に非がある」と問題の本質に触れている。
この投稿は5600以上のリツイート、6.5万いいねを集めるなど大きな話題に。「子どもの大事な進路相談ですから、保護者側が時間を作って欲しいですね。先生ってほんと大変です」「先生も休ませてあげて下さい」「子どもの為に、勤務上無理をするのは親のほうであるべき」と好意的な反応が多く寄せられている。