- 「男らしさ」の呪縛 大黒柱や仕事第一…刷り込み重荷 19日「国際男性デー」(中国新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
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- 11月19日の「国際男性デー」をご存じですか。男性の健康に目を向け、性の平等を目指す日として世界で広がりつつある。「女であること」に縛られない生き方を求める女性が増える一方で、男性ならではの「生き
呉市の看護師男性(50)は「女のくせに」というのはタブーになってきたのに、その反対は今でも通用していると感じる。職場でも「男だから」と、力仕事や暴言を吐く患者の対応を押し付けられる。病休の職員の代わりに出勤を求められ、愚痴ると「男のくせにしつこい」と言い返される。いつもは男女平等を訴えている女性たちに、都合のいいときだけ「男らしさ」を求められることに納得がいかない。
デートなどで男性が女性におごることや、多めに払うことを求められる風潮への反発もあった。廿日市市の会社員男性(42)は、かつてデートした女性が当然のように食事代を払ってもらおうとする姿に「気持ちが冷めた」。南区の男性(70)が以前いた職場では、同僚男性が女性との食事代を割り勘にしたら、翌日には女子更衣室で悪評が広まったという。次からは誰も彼の誘いに応じなくなった。
西区の会社員男性(45)はこれまで「男だろ、男のくせに、男なら当然」と言われたことは数知れず。小さい頃から強さや積極性、理性的であることを求められてきた。「ジェンダーバイアス(性に基づく差別や偏見)をなくし、男も女も『らしさ』から自由になれば、もっと生きやすくなるはずです」とつづった。