ライオンの赤ちゃん５年ぶり「ミャオミャオ」…香川・しろとり動物園

香川県東かがわ市のしろとり動物園で、ライオンの赤ちゃんが５年ぶりに誕生した。雄と雌の双子で、屋内施設「アニトピア」の一角にある「赤ちゃんハウス」で一般公開されている。

母親のラヴィ（１０歳）が５月２０日に出産し、父親はクロウ（同）。約３０センチだった体長は５０センチほどになり、体重も２キロを超えて順調に育っている。

「ミャオ、ミャオ」と鳴いては飼育員からミルクをもらい、仲良く寄り添って眠る。じゃれあったり、立ち上がっては脚をぷるぷると震わせ、よろめきながら歩いたりと愛らしい姿を見せている。

頭や脚、背中などに、赤ちゃん特有の黒いブチ模様があり、「今はヒョウやジャガーに似ているけれど、次第にライオンらしくなっていく」と松川莉佳飼育員。「成長が早いので、飼育の様子を含めて見てもらえたら」と話している。