「両作はアニメ化もなされていますが、今回コラボが行われるのはマンガ作品です。4月発売の『りぼん』(集英社)2026年5月号の『ちびまる子ちゃん』にしんちゃんのほか野原一家が登場し、同月の『まんがクレヨンしんちゃん.com』に、まるちゃんはじめさくら家が登場します。両作は続きもののストーリーとして描かれています」(スポーツ紙記者)
スペシャルなコラボではあるものの、X上では疑問の声も聞かれる。
《『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』では時代が違いすぎて、タイムスリップしない限り出会う事は無いこーゆー何も考えてないコラボは萎えるわ》
《クレヨンしんちゃんとちびまる子ちゃんがコラボって両作品作者が亡くなってるからって自由にしていいわけじゃないのだよ》
こうした声が聞かれる理由をエンタメ系ライターが指摘する。
「『ちびまる子ちゃん』の原作者である漫画家のさくらももこさんは2018年に53歳で亡くなっており『クレヨンしんちゃん』の臼井儀人さんも2009年に51歳で亡くなっています。作者の亡きあとに、これまでになかったコラボ作品が生まれることに疑問を抱くファンがいるのでしょう」
さらに、ネットの指摘にある通り、“時代設定”も異なる。
「『ちびまる子ちゃん』はさくらさんが幼少期を過ごした1970年代の静岡県清水市が舞台です。一方の『クレヨンしんちゃん』は1990年代の埼玉県春日部市が取り上げられています。コラボマンガでは、双方の街をそれぞれのキャラクターが訪れる設定ですが、“時代設定”のギャップにどのような折り合いをつけているかも気になるところです」(前出・同)
両作はともに、作者の亡きあともマンガ、アニメともに新作の発表は続いている。
「マンガはアシスタントをされていた方々がいますし、アニメも長年にわたって制作を手がけていたスタッフがいます。これらは一定のクオリティが保たれており問題はないのでしょうが、今後もコラボが連発されるようでは作品の持つ世界観が崩れてしまう懸念もあります。やはりそれぞれの作品に思い入れのあるファンも多いので、そこは大切にしてほしいところですね」(同前)
今回のコラボはあくまでも、マンガの周年を記念した“特例”であることを願うファンは多いようだ。


