日本発の「いちごサンド」がイギリスで大人気に。サンドイッチの本場を唸らすも「高すぎる」の声も

日本発の「フルーツサンド」がサンドイッチの本場であるイギリスに上陸し、大ブームになっている。

話題になっているのは、イギリスの高級スーパーマーケットMarks & Spencer（M&S、マークスアンドスペンサー）が発売した、「いちごサンド（ストロベリー&クリームサンドイッチ）」だ。

M&Sは「話題になった日本の“フルーツサンド”からインスピレーションを得た」と紹介している。

M&Sのいちごサンドはイギリス産のいちごとホイップしたクリームチーズを甘いパンに挟んだ一品で、現在で同店で販売されているサンドイッチの中で1番人気だという。

この背景には、英語圏での「いちごサンド」の流行がある。BBCによると、日本を訪れた観光客の間でセブンイレブンの「いちごサンド」が人気を博し、TikTokなどのSNSを通して一躍有名になったそうだ。

イギリスでは、甘いサンドイッチは、スライスしたり潰したりしたバナナをパンに挟んだ「バナナサンドイッチ」や「ジャムサンドイッチ」として親しまれてきた。

それでも、パンにいちごとクリームを挟んだ「いちごサンド」はイギリスでは珍しいようで発売後わずか数日で注目の的に。

SNSにはたくさんのレビュー動画が投稿されているほか、さまざまなメディアもこぞって試食レビューを掲載している。

感想は「甘さすぎず、くどくなくて美味しい」「いちごの甘味と酸味が合う」「また買いたい」など概ね好評のものが多いが、「2.8ポンド（約550円）の価格は高すぎる」という意見も見られた。